ConoHaとお名前.comで取得したドメインを利用してWEBサーバーを公開する
前回ConoHaにCentOS7をインストールした翌日(というか当日)にConoHaがCentOS7を標準でサポートし始めて世の中の不条理をかみしめています。
今日はお名前.comで取得したドメインを利用してConoHaでWEBサーバーを公開するまでをやってみたいと思います。
案の定分かりにくかった。
1-まず前提としてConoHaでWEBサーバー立ててもIPしか持っていない
ConoHaたそというかVPSサービスは基本的にはIPの割り当てのみしか行わないためWEBサーバーを起動しても http://127.0.0.1/ みたいな感じでアクセスするか
http://vsp.127.0.0.1.hogehoge_company/みたいなかっこわるいホスト名になってしまいます。
このイケてなさを直すためにはドメインを取得する必要があります。
2-お名前.comでドメインを取得する
ドメインを取得するとなれば基本的には「お名前.com」のお世話になることになります。http://www.onamae.com/
値段はピンから切りまでですが低価格だと2年2000円などの低価格で取得できます。
ここではお名前.comで「akibalab.info」というドメインをとった後の設定の仕方を説明します。
3-お名前.comで取得したドメインとConoHaのIPをひもづける
お名前.comの設定画面、ネームサーバーの設定→DNS関連機能の設定 に進む。
「DNSレコード設定を利用する」の「設定する」ボタンを押下
「入力画面へ進む」を押下
上部の入力画面にConoHaに設定されているIPv4のアドレスを入力し「追加」ボタンを押下。
赤く丸してある箇所にドメインとIPアドレスの紐付けが追加される。
これでお名前.com側の設定は完了。
数分後にメールが届きます。
メールの内容のとおり、DNSに浸透するまでに時間がかかるため半日~1日は反映をまつ必要がある。
4-ConoHa側にお名前.comで設定したドメインを紐付ける
ConoHaのコントロールパネルで「DNS逆引き設定」を選択し「変更後のホスト名」にお名前.comで取得したドメインを登録する。
お名前.comの設定から半日ぐらい待たないとここで「変更後のホスト名に正引き設定がされていません」というエラーがでます。
5-ConoHaサーバーにNginxサーバーをインストールして起動する
ここではCentOS7を前提に書いておきます。
インストールはyum install nginxなど適当にインストール。
nginxコマンドで起動
これでローカルからはWEBサーバーにアクセスできるが、外のネットワークからはアクセスされません。
iptablesというLinuxのファイヤーウォールにポート80を解放できるように追記します
-A INPUT -p tcp -m state --state NEW -m tcp --dport 80 -j ACCEPT <-----これを追加
service iptables restart でiptablesリスタート
6-ConoHaのNginxに外のネットワークからドメインでアクセスする
お疲れ様でした。
ConoHaでドメイン利用する時のまとめ
さくらVPSとかなら仕方ないもののConoHaとお名前.com・・同じグループ会社なのにこの解りにくさはファックだね。
ConoHaのコントロールパネルからお名前.comへの申し込みから登録自動申請まで自動的にできないものだろうか。